はじめに
CS+はルネサスエレクトロニクス株式会社の統合開発環境の1つです.以前はCube Suiteという名でしたが,バージョンが上がりCube Suite+となり,さらにCS+と名前を変えています.この文書ではCS+の無償評価版のインストールとアップデートについて述べます.
環境
- OS: Windows 10
- CS+: V4.03
- ターゲットデバイス: RX62N(RXファミリ)
ダウンロード
はじめに,ルネサスエレクトロニクスのこちらのページをブラウザで開きます.そして,無償評価版にチェックを入れて検索すると2つの候補が現れます.今回のターゲットデバイスがRXシリーズですので,下の方をダウンロードします.
下のほうにダウンロードするためのリンクがあります.
ダウンロードするにはMy Renesasへの登録が必要です.My Renesasに登録するには下図の水色で囲ったところをクリックしてください.登録方法について詳しくは説明しませんが,図の下にある登録の流れのように進んでいきます.
先ほどのページでメールアドレスとパスワードを入力し,ログインをすると注意事項が示されます.画面下のほうに同意するというボタンがありますので,それを押すとダウンロードが始まります.
インストール
ダウンロードが終わりますと下のようなファイルが手に入りますので,ダブルクリックをしてインストールを開始してください.
インストールが開始されると,下図のようにファイルが展開されます.
インストールを開始するため,下図のようにCS+のセットアップを開始するボタンを押してください.
ユーザアカウント制御(UAC)がインストールについて注意が出ますので,灰を押してください.
インストールするにあたり,Visual C++のランタイム雷雨らりが必要です.そのための,Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージをインストールします.このインストールは,次へのボタンを押したのち,自動的に行われます.
Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージをインストールするにあたり,使用条件に同意してください.
Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージのインストールが終わると,続いてCS+のインストールになります.
次へのボタンを押してください.
使用許諾契約に対し,同意するを選択してください.
次に,インストールするツールを選択します.今回はRXファミリのみを対象としているため,下図のようにRXファミリ用ツールを選択してください.
インストールするツールの確認画面を下に示します.これでよければ次へのボタンを押してください.
インストールが始まると下のようなデバイスソフトウェアのインストールに関する許諾を得るダイアログが数度にわたり現れます.すべてインストールボタンを押してください.
すべてインストールが終わりますと下のようになります.次へボタンを押してください.
インストールの最後に,アップデートを続けて行うか問い合わせがあります.ここではアップデートを引き続き行うとします.
なお,Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージをインストールをしたことを告げるダイアログも現れますので,OKを押してください.
アップデート
次にアップデートを行います.下のようにすべてを選択し,ダウンロードとインストールを行ってください.
この例では5個のアップデートがありました.これらをインストールします.
インストールの内容によっては下のようなダイアログが現れます.その場合にはインストールボタンを押してください.
すべてのインストールが終わると下の図のようになります.終了を押してください.