アナログ信号の生成

一旦本筋から外れて,ここではアナログ信号を生成する回路について説明します.下にあるのがアナログ信号を生成するための基板です.端子が上に4個あり,左からVCC(5[V]),AIN0,AIN1,GND(0[V])となっています.VCCとGNDを接続することでこの回路は動作し,AIN0とAIN1からアナログ信号が出てきます.アナログ信号の電圧を調整する方法は2種類あり,一つが可変抵抗器,もう一つが圧力センサによります.この切り替えには中段にあるトグルスイッチで行います.

重さセンサ 

 

下の図は,アナログ信号を生成する回路図を抜粋したものです.VR1が可変抵抗器,U1が圧力センサです.ともに0~2.5[V]程度の電圧を出力するようになっています.それらの信号を中央付近にあるスイッチで切り替えることができるようになっており,後段のオペアンプに接続されています.このオペアンプはボルテージフォロワーでも使っているLMC6482AINです.今回は2倍に増幅するため,R5とR6が同じ抵抗値となっています.

アナログ信号生成器

 

確認

VCCとGNDを接続し,AIN0とAIN1の電圧をテスタで確認してください.